コネクタnote|コンタクトバンドの用途

グローブ・テックではコンタクトバンドと呼ばれる電気接点を使用してカスタムメイドの電気コネクタの設計製作を行っています。

お客様の要求仕様に合わせて、コンタクトバンドを選定する為、ラインナップも多くあります。

 

電気接点についての詳細はこちら

 

しかし、同じコンタクトバンドで設計する場合でも、使用用途が大きくことなることもあります。

 

 

左の画像は「GCB8」というコンタクトバンドです。

 

大電流の通電能力に優れ、1ブロック当たり45A程度の通電能力を持ちます。

 

今回紹介するコネクタにはすべてこのコンタクトバンドが使用されています。

 



大電流通電用フォークソケット

バスバー等の板材に挟みこむ形で接続するコネクタです。

上記のフォークソケットでは上下に各20ルーバー(ブロック)の電気接点が使用されており、1800A程度の通電が可能です。

フォークソケットは接続対象の板厚に合わせてカスタムで製作することができます。


ECU検査用コネクタ

 

自動車部品の検査用のコネクタです。

上下に絶縁されたフォークソケットボディにより、4端子測定法による正確な内部抵抗の測定ができる構造になっております。

絶縁物は検査対象物の形状に合わせて設計させて頂いております。

 

 

GCB8は大電流用端子に格納されており、左図のコネクタでは55Aの給電容量を持ちます。

 



遮断機用電気接点

GCB8は高い通電容量を持つ特性から、変電設備などに使用される遮断器などの内部にもご採用頂いております。

遮断器で使用される場合には数千A~数万Aといった非常に高い電流を流すこともあります。

 


多様な使い方のできるのがコンタクトバンドの魅力です。

グローブ・テックでは多くのラインナップを持ち、それぞれの特性を使い分けることでお客様の要望に対応した製品提案を可能としています。


通電にまつわるお困りごとなどございましたら是非お問い合わせください。

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