電機の基礎知識「4端子接続法」


株式会社グローブ・テックです。

今回の配信では、4端子接続法説明します。

【4端子接続法とは・・・ ?】

 負荷抵抗の測定方法の違いです。

一般的に抵抗を測定する際には2端子測定法と呼ばれる方法が使用されます。

テスターなどによる測定は2端子接続法です。

4端子測定法はより高精度の測定を行うものです。


【2端子測定法と4端子測定法の違い】

各測定法の回路を下記に記載します。

Rsが測定対象である負荷抵抗になります。

回路を繋ぐケーブルの抵抗値をR1~R4とすると以下のような等価回路となります。

各回路の電流計電圧計から測定できる抵抗値は

2端子接続法の場合

4端子接続法の場合

となります。

電源経路と電圧の測定経路を分けることでより高精度な抵抗値測定が可能となります。


【実際の測定方法】

 4端子接続法を行う為には測定器の電路を測定対象に直接接続する必要があります。

 

テスターや電流/電圧計を使って後から4端子接続法を実現するのは難しい為、グローブ・テックでは専用の測定コネクタを提案しています。

4端子接続用押し当てコネクタ

4端子接続用フォークソケット



どちらのコネクタも給電用の端子と測定用の端子が分かれた状態で接続される構造になっています。

 

グローブ・テックではお客様の検査対象物、検査方法に合わせてカスタムでの製品提案を行っております。

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